「考える」と「反応する」の違い
「考える」と「反応する」には、大きな違いがあると思います。“ああ、腹減った、何食べようかなあ?そうだ、中華にしよう!”というのは、どちらかというと「反応する」レベルと考えています。“テストまであと10日しかないから、今日は何をすればいいかなあ”と段取りつけ始めたら「考える」レベルに入りつつあるといってもいいでしょう。
授業中でも同じです。その日の授業の大切な部分、本質の部分をきっちりとつかめるようなら「考えて」授業を受けているのでしょうが、先生が気軽にカマしたネタの部分しか覚えていないなら「反応して」授業を受けているだけ、になるんでしょうね。反応しただけで終わったのか、考えて授業を受けているかによって、成績というものが変わってくるワケです。これは学校でもBLASTでも同じで、日々の積み重ねに関することです。
ちょっと、そのあたり考えてみて!(2004.10.18)
「BLASTやる気UPパワートーク」について
BLASTでは「BLAST Bible “デキる生徒手帳”」というファイルを塾生に渡しています(中学生限定)。この中で、様々な工夫・アイディアを提案し続けています。単に学力の自己管理に関するものから、一生を通じて役に立つ、思考の核ともなるべき内容にいたるまで、いろいろな角度から、塾生たちに必要なことを残していったものです。また、これ以外にも「デキる生徒になる一言集」というカード集も作っています。
ただし、これらのツールはあくまで私たちが話す内容の補助にしかすぎません。BLASTではその時々の塾生の状況・必要に応じて伝えるべきことを“ナマ”で話すからです。おかげでここ数年、塾生たちにはほんの少しずつですが、「やる気の生み出し方」「学力の価値」「勉強の意味」や「職業観」「人生観」にいたるまで、浸透してきたようです。
ご家庭の保護者の方にも、その内容は伝わります。本来、“ご家庭で伝えるべきことなのに、塾の先生に教えて頂いて恐縮します”という感想や、“なかなか家庭で話せなくていましたが、助かりました”といった感想を聞くにいたって、塾生以外にもこういった話を聞きたがっている人たちはいるのではないだろうか、と思いました。それが、この「やる気UPパワートーク」を始めようと思ったきっかけです。
BLASTでは「本当に悪い子どもたちはいない。悪い親と悪い先生がいるだけだ」という立場に立って、子どもたちを見るようにしています。もちろん私たち自身も、その悪い先生になりうるわけです。だからこそ、一層日々の努力と精進は欠かせませんし、常にものごとを“白紙に戻して考える”心の柔軟さも必要だと感じています。(2004.03.16)
BLASTのライブラリーについて
BLASTのライブラリーが完成して、早いものでもう4ヶ月近く経ちました。教材会社の営業の方などは、「有料でメンバー制の自習室にすればイイですね」とヒントを教えて下さいましたが、BLASTでは有料にするつもりは今のところありません。なぜなら、この念願のライブラリーは「子どもたちに読書の習慣をつけてほしい」「読書の喜び、知識を得ることの喜びを知ってほしい」という長年の思いが実ってできたものだからです。
読書家、あるいは本好きを育てるためには環境が必要です。
まわりに読書をする大人が1人もいなかった場合、子どもたちが読書の習慣を持つ可能性は、かなり低いものとなるといわれています。BLASTの塾生には、そうなってほしくはありません。塾生たちの家庭環境は様々でしょうが、週に2度3度と来るBLASTに自由に読めるたくさんの本を置くことで、読書を始める何らかのきっかけとなってくれれば、という思いでBLASTライブラリーはできているのです。
ちょっと大袈裟ですが、地域のカルチャーの一端でも担えれば、というのがBLASTライブラリーの使命でもあり、喜びでもあるわけです。(2004.03.16)
2002「ゆとり教育」実施をふりかえって
2002に改訂された新指導要領、全土曜日を休みとする、いわゆる「ゆとり教育」が行われて1年が経とうとしています。この1年を振り返って気付いたことを述べてみましょう。
BLASTには複数の中学校から塾生が通ってきていますので、各学校の進度というものが良く分かります。学校の規模等にも影響されるでしょうが、各学校、各学年ともとられている方策は実に様々だなあというのが印象です。
「ゆとり教育」による学力の低下を懸念してか、教科書をいっさい使わず自らが作られたプリントで授業を進めていかれる先生。「今度こそ落ちこぼれを出すまい」という思いからか、基礎的な事項(のみ)を、繰り返し徹底させる先生。総授業時間数の減少からか、ゆとりをもって減少した教科書の項目でさえとばして、授業をすすめる先生、・・・。
もう、本当にさまざまです。初年度ということもあり、きっと現場でもペースというものがつかめずに、個々人が試行錯誤を繰り返しておられるのではないかという気がしました。各学校間の授業の進め方には、大きな差がついた1年となったようです。
さて、今年度は改善されるのでしょうか?
いずれにしても、BLASTのスタンスは一定です。効果的な授業を受け、学び方を学ぶことで、やる気を大きくし、前向きな気持ちで、力強く将来を歩んでいける一人ひとりになることで、本当の「ゆとり」は生まれると考えます。学力・知識、そして努力の価値は無視できません。高校生や大学生、そして大人になっても役立つ考え方を伝えていきたいと思います。(2003.03.26)
過熱する「部活」について
部活動の大会が近づくにつれて、塾を休みがちになる子どもたちや遅れてやって来る子たちが増えてきます。中学生にとっては、学力面を伸ばすだけでなく、部活動等を通じて体力・運動機能を増進するだけでなく、人間関係を学ぶいい機会であることはいうまでもありません。日頃の生活に潤いを与えてリフレッシュするのにも役立っているでしょう。
BLASTもそのことは良く理解しているつもりです。ですから、多少のことは大目に見てあげるし、授業の遅れに対しては「無料補講」の時間を設け、フォローするように努めています。
でもちょっと待ってくださいよ。「過ぎたるは及ばざるがごとし」というではありませんか。何といっても大部分の中学生にとっての本分は学業ではないのでしょうか。「ゆとり教育」といって、学習内容を3割削減する前に、まず「部活についての在り方」を考え直した方が、よほど子どもたちにとっての「ゆとり」を生むのでは、と思うこともたびたびあるほどですね。
みんながみんなプロを目指しているわけではないのだから、ほどほどにしてね、もっと楽しむ方向でスポーツに接する方がいいのでは、と考えています。(2002.02.19)
学級崩壊について
BLASTでは、年に2回のペースで、7月と12月に懇談会を開いています。
懇談会の時にご父兄のみなさんから出てきました話題など、気付いたことをお知らせします。まずは学級崩壊についてです。懇談会で、学級崩壊が話題になった学校・学年は、かねてよりその心配がされていたところで、何も今にはじまったことではないようです。ご父兄の方々が仰っていたことを箇条書きにまとめておきましょう。
Jukool BLASTの塾生たちが通う神崎郡の福崎町・市川町は、いわば農村地帯です。学級崩壊はこの地においても深刻化してきているようです。ご父兄のお話の中にもありましたが、「善悪の区別」こそ、子どもたちが人として学ぶべき大切なことだと感じました。学問的な知識や教養は、すべてそれらの上に成り立つはずです。子どもの教育で、まず大切なことがこの「善悪を知ること」であるでしょう。
BLASTでは「BLASTのルール」を基礎として、自分を律し人間的にも成長していけるように提案しています。(2001.08.03)
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