『「デキる生徒」になる一言集』

あなたが、
この世に生まれた
使命は何か

もしかすると、誰にも分からないことなのです。「この世に生まれるのに使命があるのか、ないのか」などということは。
ただし、これをどう捉えるかで、その人の人生は大きく変わってくるように思います。“偶然生まれただけで、使命なんかないよ”と考えるなら、人生を刹那的に生きることも可能でしょう。“生物学的にみても、この世に生まれるのは大変なことなのだ”と思って生きている人は、おそらく自分の人生に何らかの意味や使命を見い出すのではないでしょうか。「使命」と言うと重い言葉です。でも、「あなたにしかできない価値ある何か」と言い換えるなら、ほら、何か思い浮かぶのではありませんか。


あなたの人生の目的に
ついて思いをはせよ

「思いをはせる」なんて、難しい言葉使ってしまいましたか。広辞苑では“遠く離れているもののことを思う”とあります。まだ若いから、人生なんて始まってもいないと思うかもしれませんが、自分の人生の目的について考えなさい、ということです。忙しい毎日に流されてしまうと、勉強にしても、学校生活にしても、つい“これってなんのためだっけ?”といった思いになるときがあるものです。そんな時こそ、そっと孤独(ひとり)になって、自分の人生設計に取り組んでみるべき瞬間かもしれませんね。そっと考えること自体が、力を持つのだと思います。


あらゆるものに
感謝をせよ

「ちゃんと感謝してますか」と聞かれると「ウ〜ン、最近どうだっけ?」というのが、大抵の答えではないでしょうか。感謝というものは教えられなければできない、とも言います。“頭のよさ”と同じで、学力のあるなしとも関係ないようです。ふだん当り前と思っていることに感謝ができるかどうか。これは大きな課題ですね。与えられている“現在の生活、健康、成績…” なくして分かることも多いのでは。そして感謝をする心があってこそ『頑張ろう』などといった次のエネルギーになると思うのですが、どうでしょう。


価値のある生き方
をしよう

人それぞれに価値観が違うから、一概に“価値のある生き方”なんて言われてもピンとこないですか。あなたが自分の思うように生きたとして、まわりの人がそれを良しと思い、それを喜ぶ人が沢山いるなら、それは価値のある生き方なのでしょう。自分のやるべきことが見つかり、それをいろいろなカタチで、多くの人が応援し始めた時に、自分の願ったことは実現に向かうはずです。時には“価値ある生き方をしているか”と、自分を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。


あなたが偉人だとして
あなたは
どんなことをしますか

“自分なんて、大したことない”とどこかで決めつけていませんか。謙虚な姿勢は大切ですが、必要以上に自分を小さく見積もっていることはないでしょうか。そんな時には、もし自分が将来、偉人と呼ばれるような人になるとしたなら、どんな分野で、どんなことをしたいかを考えてみましょう。突拍子もないことは思いつかないものです。こうやって、限界を外して考えた時にこそ、意外に自分の心の傾向性にそったことを考えるものです。ほら、どうですか。将来大きな舞台を与えられて、活躍している自分の姿が、見えてきませんか。


偉人の姿から学べ

みなさん、偉人伝って読んだことありますね。偉人に共通するのは、やはり困難や苦労をものともせずに、多くの人の役に立つ人生を送った、ということではないでしょうか。この文章を読んでいる人の中から、将来の偉人が出ないとも限りません。そして多くの人にとって、その姿から学ぶことは充分可能です。小さなスケールで考えるなら、受験という困難を乗り切って、無事合格する中にも、歴史上の偉人たちと共通した学びは充分あるはずです。彼らの思いはどこにあったか、を自分と引き比べて考えるだけでも、ほら、身が引きしまってきませんか。


今日1日、何人の人を
幸せにしたか?
あるいは、
しなかったか?

中学生の生活を振り返ってみると、毎日けっこう大変です。朝早くから部活、夕方遅くまで部活があります。週に何度かは息つく間もなく、塾に向います。時には心も身体もくたくたになるかもしれません。“何のために”と思うことがあるかもしれませんね。夏休みが始まります。じっくり時間をかけて、自分の生活や将来のビジョンを見直してみるのはどうでしょうか。「今日1日、何人の人を幸せにしたか?」と考えてみることで、自分の将来のこと、あるべき姿、理想像などが浮かび上がってきそうですね。


自分の意識を
高める本を
読んでいるか

“本を読みなさい”とはよく言われますが、“自分の意識を高める本を読みなさい”と言われることはあまりないでしょう。ということで、今回のこの一言です。ふだんよく読んでいるマンガやフィクションだけでなく、自分の将来や人生、世の中で起こっている事柄等について書かれた本も、手に取ってみてはどうでしょう。関心の幅がぐっと広がり、全く別の視点から、物事を考えるヒントが生まれたりするものです。


自分の心の針は
どちらを
向いているか、
考える

「心の針」 って、何でしょうね。心は磁石のように良いものも悪いものも引き寄せるっていいますね。感謝の気持ちいっぱいの心で生きていたなら、その人が見たり感じたりする世界は、グチや不平不満でいっぱいの心で生きている人とは、全然違ったものになるでしょうね。心の針がプラスを向いているか、マイナスを向いているか、を考えるだけでも大切ですが、1日の中で、プラスの方向を向くことが多くなれば、たとえ今、つらい状況にあっても、自然と前向きで希望した方向に変化してくると思いますよ。


夜寝る前に、
一日の思いと行いを
振り返る

寝る前の時間って、けっこう大切です。今日1日、学校や塾、家であったこと、友達、先生、家族との会話などを思い出してみます。何か心にひっかかっていることがあるでしょう。良かったこと、いやなこと、いろいろあったでしょう。サーッと振り返って、自分の思ったこと、やったことにまちがいがあったと思ったら、明日からは“少しでも良くできるように”工夫してみましょう。自分に関係することの何%かは、必ず自分に責任があるっていうよ。ポイントは心を磨くつもりで取り組むこと!


焦ったときは
深い深呼吸をする

“馬から落ちて落馬”“頭痛が痛い”と同じで、日本語が間違っていますか。「深く呼吸するから、深呼吸」なのに、なぜ「深い深呼吸」なのでしょうか。人がマイナスの感情になっている時は、呼吸が短くなっていると聞いたことがあります。深呼吸をすることで身体に酸素を取り入れます。また、深く深呼吸することで同時に心を落ち着けます。1から10まで数えながら深呼吸することで、不思議と心が落ち着いてくるという人もいますね。おぼえておくといいテクニックです。



時間があれば
見直す

意外にできていないのが、この『時間があれば見直す』という行動ではないでしょうか。頭ではわかっていても理屈をこねて、“見直して書き直した問題はよく間違う”っていう人もいますが、本当のところはどうでしょう。おぼえた時の状況に立ち戻って、確認するなら、そういうこともないでしょうね。



決してあきらめない

シンプルなコトバですが、これほど受験生に役立つコトバはないと考えています。1日に5科目を受ける受験生にとって、1日の中で“得意・不得意教科”の“出来・不出来”によって、いかに自分の心をコントロールするかは、重要な課題です。心のアップダウンに関わらず、常に『決してあきらめない』『最後まで粘り抜くぞ』と考えて、ベストを尽くそうとするなら、“着実に合格に向かって歩を進めている”といえるでしょうね。



暗記は身体で覚えよ
〜声に出して何度も
読み書いて覚えよ

勉強している小中学生を見ていると、テスト調べなのに教科書を読んでいるだけという姿をよく見ます。「ああ、テスト範囲の全体をながめて、重要箇所でも確認しているのかな」と思ってみていると、いつまでたっても本を読んでいるだけだったりします。「何してるの?」と聞くと、大抵こう答えます。「暗記をしています」・・・で、おもむろに暗記のしかたを教えるのですが、その第一歩がこの『暗記は身体で覚えよ』です。できる限り、身体のいろんな所を使い覚えるのがコツです。朗読している時と計算問題解いている時が、一番脳が活発に活動しているという脳科学の研究もあるぐらいなので、まずは声を出して読んでみましょう。書いて覚えるのはそれからです。そんな時用のノートを1冊用意しておいて、たとえ1行でも書くのが、単純な暗記の方法です。

  

意味不明の問題は、
3回は読む

テストで、アガってしまうことはありませんか。そういう時にも使えるのが、このコトバです。問題の意味、つまりたずねられていることの主旨が十分にわからなければ、正しく答えることなんで、できないですよね。本当に分かりやすいコトバです。『意味不明の問題は、3回は読む』のポイントは、“3回は”というところです。問題意図がわからなければ、少なくとも3回は読みなさいということです。3回読んで、何らかのヒントも得られないようなら、“クエスチョンマーク”を大きくつけて、あとで時間が余ってから再度取り組むようにしましょう。


プラスに
人生を生きるのか、
マイナスの人生を
生きるのか

人生を簡単に「プラス」と「マイナス」に分けることはできないかもしれませんが、“人生はすべて、一つ一つの選択から成り立っている”というのは、真実です。現在のあなたは、過去からの選択の結果で成り立っています。もし、自分の人生で満足のいく結果を得たいと思うなら、“今”と“これから”が勝負だということがわかりますね。日々の生活の中で、ふと立ち止まって考えてみましょうよ。『プラスに人生を生きるのか、マイナスの人生を生きるのか』そこには、必ず、次の行動のヒントが隠されているはずです。

 

相手の立場に
立つことこそ、
『愛』

クリスマスも目前となってきたので、「愛」についてです。「愛」という言葉をカンタンな言葉でいいかえるなら、“相手の立場に立つこと”と言いかえられるでしょう。苦手な人っていませんか。自分にとって苦手な人というのは、よく考えてみれば“理解できない人”のことではないでしょうか。相手の立場に立てて、相手の気持ちや考え方が理解できるなら、好き嫌いは別として、「愛」をもって、接することができるはずです。それができるかどうか、ここがポイントです。

 

自分の価値は、
自分で決められる
長い目で見ると、
自分を価値ある人間だ
と思った人は
そのようになり、
自分を無価値だ
と思った人は
そうなっていくものです

つまり、以前からよく言われているように、“人は思ったもののとおりになっていく”ということです。“自分とはこういう人だ”と自ら思う「自己イメージ」と、その人が実際におこなう「行動」が、その人を形作っていきます。自分自身を“価値がある”と考えるところから、スタートしてみましょう。そして、次に“価値がある”と思える行動や言葉をとっていきましょう。変化はすぐには現れなくていいのです。昨日より今日、今日より明日の小さな進歩を目指しましょう。自分の価値は自分で決められるのです。


きびしい言葉を
出したときは、
すぐ謝る

コトバに「プラス」と「マイナス」のパワーがあるというのはわかっていても、つい、まわりの人に対してきびしいコトバを出してしまう時があるんですよね。心のコントロールが効かなくて、ほとんど本能のままにキレて怒って傷つけるコトバを出すという最悪のケースから、相手を“よくしたい”と心の底から思い、導くつもりで発したコトバで、知らない間に傷つけるような場合まで・・・相手が傷ついた原因が自分の言葉にあるなら、そのことについてはすぐ謝るぐらいの素直さは持てるでしょうか。出さなくていいコトバは出さない方がいいけれど、せめて出した後は、相手の反応をしっかり見ることで、傷つけてしまったかどうかはわかるものです。

     

言葉の持つプラスと
マイナスのパワーに
ついて考えよ

気がついている人も多いでしょうが、コトバには「プラス」と「マイナス」のパワーがあると思います。「プラスの言葉」は、周りの人に希望や勇気を与えて応援し、幸福な気持ちにするだけでなく、自分の気持ちをもさらに引き上げる力があります。「マイナスの言葉」には、周りの人を不快、不愉快、不幸にするだけでなく、自分をも失望の淵に落ち込ませてしまう逆の力があります。自分の心をコントロールするのが難しいなら、まずは「言葉のコントロール」から始めてみてはいかがでしょう。


今月何冊の本を
読んだか
・・・
タイトルを答えよ

「良書1000冊で教養人となれる」といって始まった夏休みもそろそろ中間地点ですね。どうですか、読書は進んでいますか。買った本や図書館で借りた本、家にあった本、いろいろな本があるでしょうが、読み終わった本のタイトル・作者名・簡単な感想を日付と共に手帳などに書いておけばいいですよ!読書日記とも言えるものです。あとから読み返すと、自分の興味の対象がはっきりするだけでなく、その本を読んだ当時のいろいろな思い出がよみがえって、タイムスリップできる“タイムマシン”にもなりますよ。


良書1000冊で
教養人となれる

いよいよ待ちに待った夏休みが始まります。部活や学校の宿題、塾で忙しいかもしれないけれど、まとまった時間がとれるのは事実です。こんな時こそ、出かける時などには文庫本などを1冊・2冊と、かばんに忍ばせておこう!読書はみんなの人間の幅を広げてくれる。電車やバスの待ち時間、ほんの“スキマ時間”を見つけて、読書を楽しもう。何年かかってもいいから、良書を選んで1000冊読めれば、知識が豊富になるだけでなく、人間的にも深みのある教養人となっているはず。さあ、この夏から目指せ、教養人!


集中力は静けさから
うまれる

この『「デキる生徒」になる一言集』を作るきっかけとなった記念すべき最初のコトバが、この「集中力は静けさからうまれる」です。「自分は集中力がない」と悩んでいる人に限って、「授業中の基本動作である静かに話を聞く」行動ができていなかったりします。ここでいう「静けさ」とは、「私語を慎む」ということだけでなく、「湖面のように静かにすんだ心の状態」という意味もこめています。


毎日少しずつ
積み上げていけば、
気がつけば大きな山
となっている

結論をいえば、「習慣の大切さ」であり「努力の大切さ」をあらわした言葉です。たとえ「こんなつまらないこと、してもしなくても一緒だ」と思うようなことでも、良いことなら毎日少しずつ積み上げていけば、3ヶ月後、半年後、1年後には、大きく向上し、進歩した自分がいることでしょう。逆に「まあ、これぐらいのことならいいか、誰にもばれないし・・・」と良くないものを積み上げていくなら、3ヶ月後、半年後、1年後には、堕落し、退歩した自分が、そこにいます。


計画を立てれば
見えない時間が
見えてくる

時間というものは、誰に対しても等しく、1日24時間が与えられています。時間に関しては、私たちは非常に公平な中に置かれています。ただ、この等しく与えられた時間をどのように生かすかは、一人ひとりにかかってきています。1枚の紙に、今後するべきことを書き出してみましょう。計画を立てれば、見えない時間が見えてくるから、不思議ですね。


やりたいことよりも、
まず、
やるべきことを
先にする

受験生やテスト前のすべての学生だけでなく、だれにとっても大切な心がけではないでしょうか。まず、やるべきことを先にすることで、心にも余裕がうまれます。やりたいことから始めることで、貴重な時間をムダにしていることはありませんか。


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